ビオラ
公園や公共の施設などでよく見かける。スミレの仲間。交雑が進んでパンジーとビオラには既に本質的な違いはなく、花が大きいものをパンジー、コンパクトなものをビオラと呼ぶに過ぎないらしい。それでも、好みは明確で、コンパクトなビオラを買い続ける。
寒さに弱く、暑さに弱い。だから、秋に植えて、春まで3シーズン楽しめる。1年草。種がこぼれて翌年芽を出すこともあまり期待できない。
園芸品種は数多く、花はかわいく、しかも値段も安いもの(1株50円前後)が多く、気まぐれに買って植えて単純に楽しめる。最新の品種は目新しさがあるので、それでも少し値段は高くなる(1株100円超え)。
安いと入っても数が増えれば馬鹿にならないし、また数がないと迫力がないのがビオラだ。だから、種を採取して、露や日射に当てないで保管し、秋に種まきを行う人も少なくないようだ。こぼれ種は露と夏の日射でダメージを受けて自然発芽は日本では特に期待できない。
種の採取時期は露の前。場所や天候によるが5月6月は意識して観察するのがいいでしょう。
ビオラを育てるゴールは継続的に採取した種から育て、ついにはユニークな花びらのビオラを咲かせることです。(この乗りはダリアと同じですね)
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